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2018年1月 2日 (火曜日)

信頼あっての競争

昨年は多数の企業不祥事が報道されました。中でも名門企業による品質表示の改ざんなどは世間に大きな衝撃を与えました。
言うまでもなく、法律を守らない企業は信用されないので、どの企業も法令遵守体制はきちんと構築し、特に企業内での上位者から下位者への法令遵守の徹底はしっかりなされているのだと思います。
しかし、グローバル化の影響か、法令は守るという日本人に当たり前の常識が徐々に変容し、バレなければルールの裏をかくことも競争戦略の1つ、という感覚が強くなってきているのかと思います。
ここで思い起こすべきは、信頼こそが競争の最大の源泉であること。そして、信頼とは長期間にわたって誤ちがないことをもってのみ得られるということです。
目先の厳しい短期目標達成のためにこの「禁断の果物」に手を出してしまい、長期戦略のベースである信頼を失っては元も子もありません。
私は大きな成果は相応の苦労を伴わないと得られないと固く信じていますので、何をするにも基本から地道にやっていきます。しかし、人によっては、簡単に大きな成果を得られる抜け道を常に周りに求め続け、成果があがれば経緯や、場合によっては周囲に迷惑をかけても気にしない人もいます。
目先の利益を、バレる確率の低い嘘で得るのはそう難しくないでしょう。しかし、そうしたことを繰り返すと確率的にどこかで大きく失敗し、長期的に成功する可能性は極めて低くなるはずです。
「バレなければ」で言い訳するのではなく、今こそ、日本人の愚直な遵法精神を思い起こすべきではないかと思います。

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