« 必要なくなった契約はすぐに解約できない | トップページ | Living in business town has various merits »

2017年12月27日 (水曜日)

求められる役割はスピード?クオリティ?

組織の活動の成功のためには、顧客や外部協力者らとの円滑なコミュニケーションが不可欠です。それには、レスポンスのスピードと、内容(クオリティ)の双方が求められます。
組織内で特定の外部協力者との折衝を1人で任されている場合、スピードとクオリティのバランスを考えながら、自分の力で相手を最も納得させる(不満に思われない)対応を考える必要があります。
複数人で対応する場合、多くは縦割りの役割分担があると思います。たとえば、法律事務所に法令照会の依頼があった場合、事務的な作業を担当する事務員、回答文書の草案を作る若手弁護士、回答文書を完成させるパートナー弁護士といった感じです。
この役割分担において、事務作業を担当する事務員に求められるのは正確で素早い事務作業で、ここで動かせる案件を1日止めてしまうなんてことはあってはなりません。
若手弁護士に求められるのは、パートナー弁護士に草案を提出する内部期限を設定し、その期限までに、パートナー弁護士があまり手を入れなくてもよい質の高い文書を作ること。内部期限の順守が優先でスピード優先ですが、その中で最大のクオリティを模索するのが、自身の成長の目的も兼ねた役割です。
パートナー弁護士は、仕事のクオリティの担保。これに尽きます。
このように、組織外部とコミュニケーションをとる場合、それぞれのプレーヤーの活動には立場に応じたスピードまたはクオリティが求められており、それを意識した活動が重要です。
問い合わせに対してレスポンスが遅い組織、レスポンスは早いが内容が杜撰な組織は、関連する誰かが役割を果たせていない可能性があります。
問い合わせに対する返事は早いが、そこから少し間があいて、きちんとした仕事を提供してくれる組織は、責任者によるクオリティ管理がしっかりしているのだと感じます。
組織内で活動する場合、一番上と一番下以外は、おそらくその場その場で求められるものが異なります。各自にこれをきちんと意識させることがとても重要でしょう。

|

« 必要なくなった契約はすぐに解約できない | トップページ | Living in business town has various merits »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 求められる役割はスピード?クオリティ?:

« 必要なくなった契約はすぐに解約できない | トップページ | Living in business town has various merits »