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2017年12月13日 (水曜日)

組織の成果に直結しない長所を讃える

組織の中ではどうしても組織の成果に貢献している人が高く評価され、組織の成果に貢献可能な特技などが讃えられます。これは至極当然のことです。
しかし、その観点が絶対的な組織内の基準になりがちであることには注意が必要です。たとえば、金融業界で簿記の資格を有することは讃えられますが、絵やカラオケがうまいという特技は通常無視されます。
では、こうした組織の成果に直結しない長所はそのまま無視してよいのでしょうか。効率を考えるとそうかもしれませんが、そのような特技の共有が組織内にある場合とない場合とを比較してみましょう。
組織の成果に直結しないものであっても、何か長所があるということは会話の端緒となり、特に普段あまり言葉を交わさない者の間のコミュニケーションの促進に寄与します。
また、組織の成果に直結しないものであっても、特技を有する人には一定のリスペクトが生じ、組織内の信頼関係の構築にも寄与します。
特技や長所というのは自分からベラベラしゃべるのには適さないものですので、できれば知人の紹介や、組織内広報の中で取り上げられると共有がスムーズになります。
あいつは組織の成果に貢献していないから・・ではなく、組織の成果への貢献の有無は度外視して、良いものを持っている人はしっかり讃えることが、組織の成長のために重要だと思います。

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