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2017年10月 4日 (水曜日)

余裕があれば勉強会を開け

組織の活動が人員不足でいっぱいいっぱいであれば目の前の活動をこなすことだけで精一杯かもしれません。
しかし、活動には波とブームがあるもので、ピークを過ぎると縮小傾向に入ることはしばしばあります。このようなとき、組織の既存の人的・物的資源には余剰(スラック)が生じることになります。
ここですぐに余剰は整理するというのは素人判断で、余剰を、伸びしろのある別の分野の開拓に投じるのが組織を成長させていくための方策です。
とはいえ、新たな分野の開拓は容易なことではなく、既存の組織の資源を有効活用し、リスクを低く抑えられることが必要です。たまたま新しく開拓する分野の経験者が組織内にいればよいですが、なかなかそううまい話は期待できません。
このような場合、まず余裕が生じた段階で組織内の勉強会を開いてみましょう。テーマは組織の成長に資することならなんでもよいと思います。組織をさらに発展させるために必要と考えるものについて議論し、その対象に興味を持った構成員が自発的に研鑽を積めば、その新たな分野の開拓について意欲と最低限の知識のある人材が出来上がります。
OJTのようで少し違うこの社内教育としての勉強会は、新たな分野開拓のための最低限の素養を備えた人材育成とともに、構成員が新しい分野の開拓に対してどの程度の意欲や危機感を有しているかを理解する場となり、トップが構成員にどのような意識づけをしていかなければならないかを示す機会にもなります。
組織を成長させるのはスラックをいかに有効な経営資源に変えていくかどうか。勉強会は余った人材や時間を有効活用するために非常に有益な方法です。

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