« 優秀なのはどっち? | トップページ | I do not recommend to visit Japan on August »

2017年8月16日 (水曜日)

自主性を重んじるための要件

「わが組織では自主性を重んじている」とアピールする組織はいくつもあります。自主性を重んじることにより、個々の力を引き出せるという主張です。
しかし、組織である以上各自がてんでバラバラに好き勝手しているだけでは全く意味がありません。ですので、自主性を重んじるためには組織の最低限の方針があり、その方針のもとで各自が自主的にあげた成果をリーダーがまとめることができることが不可欠です。
この方針の策定が簡単そう見えて難しいのです。詳しくし過ぎると、結局個々のメンバーの拘束が大きくなり自主性は確保されませんし、簡単すぎても意味がありません。
また、当たり前の前提は含めないのが通常ですが、自分では当たり前だと思っていても、あるメンバーにとっては当たり前でないということはよくあるので、こうした認識の相違が生じうる部分はきちんと定めるべきでしょう。
個人レベルの高度の成果は自発的な努力からしか生まれにくいですが、組織レベルの高度の成果は個々人の成果をいかに同じ方向に向け、これを収束させるかにかかってきます。
この視点で見ると、組織の方針がシンプルでわかりやすくまとめられている組織と、組織の方針に過不足のある組織とでは今後の伸びは大きく違うのだろうと比較的容易に予測できます。

|

« 優秀なのはどっち? | トップページ | I do not recommend to visit Japan on August »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 自主性を重んじるための要件:

« 優秀なのはどっち? | トップページ | I do not recommend to visit Japan on August »