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2017年8月11日 (金曜日)

可能性を発掘せよ

超高校級スラッガーを擁するある高校は投手力が弱いとかねてから指摘されていました。しかし、この春に、元投手の部員を主力投手として見出して投手力が劇的に安定しました。
残念ながら甲子園には行けませんでしたが、強力打線に、安定した投手がいれば全国でも上位進出が期待できる非常に良いチームに短期間で成長することができました。
この高校のように、人気があり、多くの人材を擁する組織では、組織に何らかの課題が発生しても、それを解決可能な人材が埋もれている可能性があり、いかにそれを発掘できるかが重要になります。
大きな組織でありがちな失敗は、「継続が大事」という大義名分のもと、一度主力に起用した選手は成績が落ちても起用し続け、一度埋もれた選手ははっきりとした成果を出さない限りチャンスが与えられないというケース。
また、埋もれた選手にもチャンスは与えられるが、結果が出なければすぐに別の選手に乗り換えてしまうケース。
抱える人材が多いと、無意識的に「効率的に」人材を扱おうとする方向に流れ、出世路線に乗った人優先、出世路線から落ちてしまった人は軽視という二分論に落ち着きがちです。
もちろん、多くの人材すべてのきめ細かく目を向けることは不可能です。しかし、課題の解決は組織全体で行うもの。出世路線に乗った人だけにチャンスが与えられるものではなく、同時に課題解決の責任を負うわけではありません。
組織の課題、それも基本的な分野での課題があるのであれば、できる限りこれまであまり活躍していない人材にチャンスを一定期間与えてみると、出世路線に乗った主力の人材よりもうまくこなす、という事は、人材を多く抱える組織こそよくありがちで、こうして新しい人材を発掘できると、組織はさらに成長できます。
組織に課題が発生して苦しい状態にあるとき、そういう時こそ、埋もれている人材の可能性を引き出す施策が強力な逆転の一手となる場合があることは決して忘れてはならないでしょう。

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