« 慰謝料=破壊された権利を補うための加害者の資源 | トップページ | Cause of cold »

2017年8月 9日 (水曜日)

ライバルは置き去りにしてはいけない

しのぎを削るライバルはぶっちぎって、独走状態になりたいと思うのは自然な発想。それはなぜでしょうか。独走してしまえば楽になる、やりたいようにやれる、というのであればその組織は長続きしないかもしれません。
政治の世界がわかりやすいように、野党が弱く、与党の体勢が盤石になると、与党は油断していろいろ不祥事を起こします。結果信頼を失って相対的に野党が復活することになります。
商売のケースでは、ライバルを圧倒して市場を独占できると楽に利益があがります。しかし、それを当たり前に思うと、その独占状態を維持するために賄賂や独占禁止法違反行為に手を出し、組織は解散の危機を迎えるかもしれません。
ライバルとしのぎを削るのは苦しく、一生懸命頑張っても、ライバルに敗れてしまうかもしれないという不安が常につきまといます。しかし、たとえ局面でライバルに負けても、そのために頑張った事実は消えるものではなく、ライバルがいないために楽をして利益を上げた場合と比べて、組織としては間違いなく成長しています。
組織の成長にはゴールはなく、常に成長し続けなければなりません。それがライバルがいないと成長を続けるモチベーションを維持するのが困難で、ましてや組織として色々な人がいる以上、さぼる人、悪に走る人など意識の高い状態への統制が難しくなりがちです。
ライバルの存在は目先は敵ですが、自分の組織を成長させてくれる存在。ですので、好機にリードを広げることができても、決して置き去りにして独走するのは得策ではなく、ライバルの存在をうまく組織の成長につなげることが大事です。
そう考えると、業界1強の存在は、今は勢いがあっても、早晩崩れると予想され、優秀な複数の組織がしのぎを削っている業界がこれからさらに延びるということが優に予想されます。

|

« 慰謝料=破壊された権利を補うための加害者の資源 | トップページ | Cause of cold »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ライバルは置き去りにしてはいけない:

« 慰謝料=破壊された権利を補うための加害者の資源 | トップページ | Cause of cold »