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2017年7月18日 (火曜日)

ブログ紹介サイトのタイトル詐欺と元原稿執筆者の名誉棄損の関係

私の事務所には時々、ブログ紹介サイトから電話があり、このブログの記事を載せてよいかという問い合わせがあります。これに対する私の応対基準は明確です。
まず、有料掲載は論外。このブログは集客目的ではなくあくまで趣味の延長だからです。次に、タイトルの無断改変が条件に入っていればお断りします。
タイトルも著作権の範囲内であるため、著作権者の同意を得なければこれを変更することはできません。ブログ紹介サイトが、タイトル変更権にこだわるのは、旬のキーワードをタイトルに盛り込んで検索からの閲覧率をあげようとする意図です。
しかし、ほとんどの場合、変更されたタイトル名は、クリックを得る目的ありありのあからさまなもので、タイトルと内容が一致しない、いわゆるタイトル詐欺の記事になってしまいがちです。そうすると、ブログ業者の目先のクリックのために、筆者に不満が向けられてしまうので、タイトルの無断改変には応じられないのです。
また、タイトルの無断変更は執筆者の名誉棄損の可能性も左右します。ブログで書いた事実によって名誉棄損の責任が生じるのは、その事実が特定の人物に関する事実だと読者が特定可能な場合です。うっかりブログで他人の個人情報を開示してしまっても、その情報が誰の個人情報か特定できるか、できないかで責任の有無が変わってきます。
職業柄、このような責任に特に注意を払わなければならないため、私は特定の事件(自分で取り扱った事件についてはまず書かないので、ネットニュースで知った事件)についての記事であっても、特定の事件についてであることはまず明記しません。
それを、ブログ紹介サイトがアクセス増加目的で具体的な事件名に書き換えてしまうと、下手をすると、その事件の当事者に名誉棄損だと言われかねなくなるのです。
たかがタイトル、されどタイトルでアクセス数は変わる、しかし、それにより余計な責任を負ってしまっては論外。そういう経緯で、当ブログの記事は、有料サイト・無断タイトル改変サイトへの提供はお断りしています。

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