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2017年7月21日 (金曜日)

チームでの逆転が難しい理由

個人戦と団体戦とでは、どうしても個人戦の方が逆転劇は生じやすいです。
個人戦では、本人の「絶対に逆転してみせる」という気持ちが結果につながりやすく、また、窮地に陥った原因は自分にしかない以上、自分で逆転しなければという責任感も寄与します。
これに対し、団体戦の場合、一部の人が強く逆転を信じて走り回っても、チーム全体で逆転に取り組まなければ、その思いは空回りして結果につながりにくいです。また、窮地に陥ったのは他人が原因で自分には責任がないと考えるような人がいると、逆転の機運が高まりません。
団体競技でよく言われる、one for all とか、チームの一体性といった意識が、戦術よりも大事だと言われるのはこの部分で、「結果に関わらず給料もらえるからいいや」「自分のミスじゃないから、あとは負けが自分のせいだといわれないよう無難にプレーしとこう」「自分ひとりはりきっても周りが頑張らなければ逆転は無理だから余計な労力消費は控えよう」といった考えをなくさないと、チームとして機能しにくいことを指します。
チームでの逆転を成し遂げるためには、苦境に陥ってから意識を高めるのではなく、普段のコミュニケーションの中で、苦境に陥ってもお互いを信用して最後まで走りぬこうと伝え合うことが必要です。チームを管理・指揮する立場の人間は、技術的な部分の指導も必要ですが、おそらくどの組織にもいるであろう、とっつきにくい自己中心的な人間や、組織の活動を私物化したがる人間ときちんと話をし、組織内のコミュニケーションを前向きにもっていくことが今後ますます求められるでしょう。

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