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2017年6月13日 (火曜日)

「自由」でもマナーが悪いと規制される

最近、たばこの規制に関するルール改正がよく話題にあがります。私は煙草は吸いませんが、単に改正の方向性、すなわち喫煙の範囲を狭めようとする方向に向いているのは喫煙者には酷な話なのだろうと推察しています。
たばこを吸うのも原則、各自の自由です。しかし、近くで喫煙されるのを好まない人も多くいる中で、ちょっと周囲に一声かけたり、周囲に配慮した吸い方のできない人、子どもが近くにいる場所で当たり前のように無造作に喫煙する人など、マナーがなっていない人が多く、これに対する不満の声が非喫煙者から大きくなったため、ルールで制限される方向になっています。
同じような事は「ヘイトスピーチ」にも起きています。当然のことながら、各人が何を表現するかは各人の自由で、ヘイトスピーチであっても、各自のSNS内で、「その発言により人を傷つけたら法律上の責任を追うことを理解したうえで」、行うのであれば、それ以上の法律上の規制はなかなか容易ではないはずです。
しかしながら、ヘイトスピーチを展開する輩は往々にして、公共の掲示板や、ニュースに対するコメントなどで、あたかもその主張がスタンダードだと誘導するようなかたちで、グイグイ他人の思想に踏み込んでいくため、はっきりマナー違反。それを不愉快に感じる声が大きくなっているため、規制強化が検討されています。
自由であることは大原則で、これはできる限り守られるべきです。しかし、自由の上にあぐらをかいてマナー違反をやり過ぎると、反対の声が強まり、法律に縛られてしまいます。
最低限のマナーをしっかり守らなければ、自由であることを守りきれない。今後、他の分野でもこうした現象は起きてくるのではないかと思います。

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