« 裁判官は事件の内容を3割も理解していない。しかしその原因は? | トップページ | Saying is easy but accomplish it is difficult »

2017年5月 3日 (水曜日)

「人を大事にする」とは

組織の成長のためには、人を大事にすることが不可欠であることは何度も取り上げてきました。
それはわかっているが、どうすればよいかわからない。簡単に給料をあげるわけにはいかないし、かといってまめに「ありがとう」というだけでは人を大事にしているとはいわないと思う、というような意見もよく聞きます。
実際、人を大事にする、とはどういうことでしょうか。それは、人材獲得が困難な小さな組織がどのような活動をしているかにヒントがあると思います。
まず、容易に人材を補充できないので、現在のメンバーに欠員が出ないよう最善の努力がまず必要です。人が足りないからと無茶なオーバーワークを課すのは論外で、人が足りないからこそ、持続可能な水準をしっかり見極めて活動長く続けなければいけません。
次に、容易に必要な人材を獲得できないので、現在のメンバーを成長させなければいけません。多くの場合、成長は各人の喜びでもあるので、うまく本人の意向やスキルに対応させて成長につながる活動を任せていくことが重要です。
そして、各メンバーの自己実現の場を可能な限り提供できると、メンバー的にはかなり居心地の良い組織になるでしょう。
人が豊富な組織はどうしても、誰がいるとかいらないとかギスギスした話が生じがちですが、私はこの状態が大嫌いです。いらない人なんていませんし、そのように思うこと自体が大変おこがましいこと。
能力が低くても、不器用でも、自分と意見が全然合わなくても、組織にいる以上はその人は必要で、いることに感謝し、組織に長くいたいと思ってもらえる環境をできる限り整えるべきです。
このことをわかっていないリーダーが意外に多いのが社会の課題の1つだと時々感じます。

|

« 裁判官は事件の内容を3割も理解していない。しかしその原因は? | トップページ | Saying is easy but accomplish it is difficult »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「人を大事にする」とは:

« 裁判官は事件の内容を3割も理解していない。しかしその原因は? | トップページ | Saying is easy but accomplish it is difficult »