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2017年3月 8日 (水曜日)

厳しい言葉を使うタイミング

組織の中である人から他の人に対して厳しい言葉が発せられて、言われた人はもちろん、周囲の人もあまり良い気はしません。組織の活動は空気が大切ですので、近時は厳しい言葉を使うのは基本的にあまり有益でないと考えられます。
それでも、場面によっては、厳しい言葉が有効なケースがあります。ある個人のやる気を引き出すうえで、ぬるい言葉よりも厳しい言葉が有効な場合、場面や回数に配慮すれば、厳しい言葉の方がその人のやる気を引き出す大きな契機になることもあります。
厳しいアクション、すなわち暴力やいじめはもはや時代遅れで、先輩による教育と称していじめの蔓延る組織はその体制を根本的に見直す必要があるでしょう。
暴力はなくても、「からかい」も最近は禁物。宴席などで他人の特徴を笑いの種にしてからかって満足する人が時々いますが、言われた相手は間違いなくその組織に居心地の悪さを感じるでしょうし、聞いている周囲も決して楽しいわけではありません。
面白さや愉快さを求めて組織を鼓舞するのはいいのですが、そのために組織の一員に対する厳しい言葉やからかいは使うべきではないでしょう。
なれあって、お互いを褒め合っているだけではなかなか前に進めませんが、厳しい言葉はうまく活用できる場面もあれば、使う場面を間違えると組織を崩してしまいかねない諸刃の剣。
どのような場面で使えるかの状況判断と、相手に誤解なく伝えられるかの距離感判断の正確性を普段より磨いていく必要があるということでしょう。

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