« 平城京の隣で | トップページ | 弁護士・弁理士が解説する。商標の確実な抑え方 »

2017年1月30日 (月曜日)

強いカードからきっていく

都道府県対抗男子駅伝の高校生の区間で、1区は7km、5区は8.5kmです。普通に考えれば速いランナーを長く走らせた方が有利で5区にエースをおいた方がよいように思いますが、多くのチームは1区にエースをおきます。
それは、序盤で上位につけると、その後の選手も力を出しやすいのに対し、序盤で出遅れると、後に優秀な選手がいても無理に追いかける展開の中で力を出しにくいからです。
目標までの道のりを数字的に見て合理的に強いカードを後に残すという判断を我々はしがちですが、状況において力を出し切れるかという観点を決して見落としてはなりません。
もちろん、期限に追われた状態の方が力を発揮できるという人もいるでしょう。そういう人は宿題も仕事も提出期限ギリギリまで放置してラストスパートで底力を発揮してこなすというやり方でよいのかもしれません。
しかし、多くの人は、そういったプレッシャーやノルマのないフリーな状態が最も力を出せるはずです。先手先手で少しでもリードや余裕を確保していくことにより、こうしたフリーな状態であり続け、自分の力を出すことが可能です。
第一印象は変えられない、というのも似たような話で、第一印象でアドバンテージをとれるとその後のびのびと力を発揮できますが、第一印象の悪さを挽回しないといけないとなると、かなり大変です。
仮に後半に力を温存するのが合理的であっても、スタートから強いカードから順にきっていき、トータルで最も力を出し切れるやり方こそが一番のセオリーであるかもしれない事は必ず検討すべき選択肢だといえそうです。

|

« 平城京の隣で | トップページ | 弁護士・弁理士が解説する。商標の確実な抑え方 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 強いカードからきっていく:

« 平城京の隣で | トップページ | 弁護士・弁理士が解説する。商標の確実な抑え方 »