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2016年11月11日 (金曜日)

勝ち筋は単純な1本道ではない

将棋を例に挙げるとわかりやすいですが、「優勢」と判断された側は、単に攻め続ければ勝てるというわけではありません。攻めの途中の適切なタイミングで自陣に手を戻し、玉に迫る手数差を広げる必要がある場合があります。
このように、勝ち筋は単純な1本道ではないものの、まだ個人競技であれば押す場面と引く場面を柔軟に使い分けることが可能です。しかし団体競技では意思統一がなかなか困難。
たとえば2点差で負けているサッカーの試合の終盤、早く1点取らなければいけないため、多くのチームはゴール前に早いタイミングで縦にボールを入れていきます。単純な戦術を全員に伝えることで、チームの意思統一を図る意図もあります。
しかしながら、当然相手にも戦術がバレバレで簡単に対応されて試合終了となりがちで、意思統一のために単純な戦術をとると相手にばれてかえって相手を楽にさせてしまうわけです。
ルール上認められるのかわかりませんが、アメフトみたいに、外からコーチが相手の陣形や運動量などを見て、適切な戦術を暗号で送ることができると、全く違う戦い方になるでしょう。
リードして勝ちにいく場合にも、逆転を狙う場合にも道は決して単純ではなく、単純であることは相手を助けることにもなります。
個として進退柔軟であることと、組織としての意志統一の手法、この2つを普段からしっかり鍛えておく必要があるのかと思います。

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