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2016年11月 1日 (火曜日)

あくまで1意見。無下に扱っても構いすぎてもダメ

某テーマパークの人形の取り扱いについて弁護士を通じて抗議声明を出した人形協会
某テレビ番組の名物キャスターの発言が事実無根で撤回を求めた某大学のスポーツ部
2つの件に共通する事情は、おそらく社会に山ほどある同様の事例に対する対応の在り方を考えさせてくれます。
これらの意見。全くの言いがかりではなくそれなりの根拠を持ってなされた意見なので、1意見として受け止め、その事を相手に伝えることは必須です。
しかし、意見の相手とは契約関係等にあるわけではなく、もちろん法律上何らかの義務を負うわけではなく、これらの意見あくまで1意見でただの要望にすぎません。要望に応じる余裕があれば応じてもよいかもしれませんが、多くの場合そのような余裕はないはずで、1意見として受け止め、次の機会に同じような意見を受けないよう将来的にどう対応するかを検討して終わるべきケースが多いのかと思います。
地元のマスコットキャラを公開したら「胸が大きすぎる」という意見がついてそのキャラを撤回したり、懸賞で入賞作品を失格にしたり、世論を受けて再当選にしたりふらふらした判断をする方が社会的に信頼がありません。
おそらく大事なのは世論を先読みして、可能な部分はこれに迎合することです。全く根拠がないわけではないそれなりの意見を無下に取り扱ったら世論は「横暴な団体だな」と感じ、しかし、契約上・法律上の義務がないにもかかわらずクレームのいいなりになると「だらしない団体だな」と感じられます。
自分・自社と異なる意見なんて山ほどあります。多くの場合、そのような意見に対しては、受け入れる姿勢を見せつつも、自分・自社が正しいと思う部分は曲げない、そのバランスを維持することが大事だと思われます。

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