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2016年11月22日 (火曜日)

高齢者の運転要件

高齢者の自動車運転による事故が相次いで報道されています。
交通事故数自体は技術の進歩もあって減少しているものの、高齢者の事故はこの10年ほぼ横ばいか、微増といった感じのようで、事故の大きさから問題視が強まっています。
もちろん、形式的な年齢要件を設定するのは困難かつ不適切だと思いますが、この件に関しては、「車がなければ生活ができない」という高齢者にも配慮した新たな枠組みが必要だと思われます。
まず、痴呆症などの病気に罹患していない診断の義務づけ。これは必要です。悪いですが、痴呆の気のある方はご自身では運転なされず、ご家族の運転で移動しなければなりません。
ただし、高齢者の事故の原因は痴呆症だけではありません。視力や判断力・反応など、体力の低下い基づくものもあり、こうした体力面の実質的なチェックが、免許更新時に必要になってくると思われます。
他方で、運転免許更新事務の円滑・適正化の視点を見落としてはなりません。これらのバランスをとるならば、
事故歴で一定点数以上の方や一定年齢以上の方は、運転免許更新前に事前に別施設で補修や体力診断を受講が義務づけられ、それをパスした人のみ更新手続を行うことができる、というような制度になってくるのではないかと思います。
自動車への依存はコスト増加も指摘されていますが、リスク増加も今後ますます進んでいくのかと思います。この事はますます都心に人口が集中する可能性が高いということ。
高齢者、特に痴呆を患った方は、オールインワンのタワーマンションに住んでその外に出ない、そんな時代が間もなくやってくるのかもしれません。

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