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2016年11月23日 (水曜日)

ベテランは自立せよ

優秀なベテランが健在する組織。一見安定して成績を残せそうですが、意外にそうではありません。
たとえばいつも同じ顔ぶれのサッカー日本代表や高給ベテラン選手がスタメンに並ぶプロ野球チームは、一見強そうでどんどん劣化しています。
なぜこのような現象が起きるかというと、組織の活動の源はやはり個人で、個人の力を最大限に発揮する活動をしなければなかなか組織としては成果を得られないのですが、いつも特定のベテランが居座っていると
そのベテランのやり方に組織が染められ、若手が力を発揮にくい
長くいるベテランはどうしても自分のやり方を周囲に求めたり、時に組織を私物化する
ベテラン自身がいろいろ衰えていく
といったことから組織の力を発揮できなくなるからです。
組織の中心はまだまだ伸び代があり、向上心があり、従前の枠組みにとらわれず新しい発想で道を切り開ける人に委ねていくことが組織の継続的な発展には必要です。
そうすると、旬を過ぎたベテランはいらない、というような話になり、これは年配者を敬う日本人にはなかなか受け入れにくい考え方です。
この点については、旬を過ぎたら即不要というわけではなく、組織の発展に貢献してきた事実にリスペクトを持ち、主役ではないにせよ、それなりのポストで引き続き活躍いただく道をまず用意すべきでしょう。
そして、やがては自立してもらう。そうしなければ新しい力が台頭する機会が失われてしまうからです。
終身雇用制度はもはや過去の遺物。大企業の社員や公務員になれば一生安泰なのではなく、組織に貢献できなくなったら自立しなければならない時代です。
これが高齢者の貧富の差を分ける要因にもなっていそうですが、組織の構成は定期的に入れ替えられるべきことは、組織もそこに属する個人もしっかり意識して少し先の事を考えていかなければならない大事なポイントだと思います。

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