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2016年11月25日 (金曜日)

ギャンブルの一手を放つタイミング

目標を達成できる可能性がどんどん低くなっている、しかしこの目標は是が非でも達成したい、という状況はどのような個人や組織にもあると思います。
わかりやすい例を挙げると、降格の危機に瀕するサッカーチーム。降格すると予算縮小、主力選手退団など、チームの大幅な縮小を余儀なくされるため、多少コストがかかってもなんとか残留したいというのがどのチームも抱える本音です。
そのために打てる手は、しかし、監督交代は外国人選手の交代、大物選手の移籍獲得などですが、いずれもギャンブルの一手で、ジリ貧になるよりは成功確率は高いのかもしれませんが、失敗するとさらに予算を圧迫したりチームの混乱を増進してしまいます。
形成が悪い以上、ギャンブルの一手はどこかで放たなければならないのですが、そのタイミングは考え物です。個人として、組織として継続して成長していくためには、ある程度の期間一貫した成長プログラムを継続して実践していかなければいけません。短期ビジョンのためにこれを急に変更するのは異常事態です。
このタイミング、私の考えでは異常事態となった瞬間にすぐになされるべきです。そして、異常事態になったとは、自分の考えたシナリオで目標に到達できないおそれが生じた時を意味します。
すなわち、目標に向けて歩み始めるとき、我々は必ず計画を立てます。もちろんその計画は、それを実践すれば目標を達成できる(だろう)というもの。しかし、その目論みが甘かったり、想定外の事情が発生して目標達成が難しく感じられた段階で、計画を練り直さなければなりません。
ここで、なお継続の重要性に固執したり、「事態が好転するかも」と安易な期待を抱いて対策を怠ると、その間にどんどん目標達成の確率は下がっていきます。
早めの着手であれば計画変更に留まり、ギャンブルの一手を放たなくてよいかもしれません。
継続はとても大事。しかし、眼前の目標を達成したうえで、さらに先に歩み続けていくためには、手遅れになる前に、このままでは目標達成が難しいかもしれないと感じた瞬間に、対策の一手を打たなければならないのです。
これは意外に自分に謙虚でないとできない判断で、逆転のためには判断力・スピード・謙虚さなどが必要だと再認識させられます。

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