« 視点を変えれば | トップページ | 不安を取り除く »

2016年10月 4日 (火曜日)

視点を変えれば

配偶者控除制度の廃止が議論されています。配偶者控除制度は、夫婦の一方の収入が103万円以下の場合、他方の税額計算上一定額を控除する制度で、専業主婦世帯に有利な反面、最近増えている共働き世帯に不利で、働ける主婦の労働力活動を阻害していると指摘されています。
うちは専業主婦世帯なので、配偶者控除制度の恩恵を受けるため、廃止されない方が有利なのですが、働くことが可能な労働力の活用という観点にはしっかり社会として向き合わなければならないと思います。
では、この観点から配偶者控除制度の廃止は有効なのでしょうか。
共働き世代は、生活費が不足しているから、より裕福な生活をしたいから、自らの意志で共働きしており、配偶者控除制度の存在はあまり関係ありません。
専業主婦も、配偶者控除制度があるから働かないというよりは、子どもの世話をしっかりしたい、夫に十分な収入があるからわざわざ働かなくてもよいという理由がほとんどでやはり配偶者控除制度はあまり関係ないように思います。
これから先、不足する労働力は飲食店やコンビニの店員など、立場の不安定な低給のアルバイト。この労働力が不足すると社会に大きな影響を与えますが、安い給料で不安定な立場で働いてもうま味がないととらえられればこの問題は解決しません。
このような労働力の確保は、累進課税制度の見直しにより、ちょっとしたアルバイト収入程度であれば課税しないことにより、うま味が出て働く人が増えることとなります。
税法が税収増加を意図して改正されるのはやむなしとしても、決して労働意欲を損なうものであってはならず、埋もれた労働力を活用するより良い制度になればと切望いたします。

|

« 視点を変えれば | トップページ | 不安を取り除く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 視点を変えれば:

« 視点を変えれば | トップページ | 不安を取り除く »