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2016年7月13日 (水曜日)

積極性を引き出す方法

「やる気があるなら使ってやってもいいけど」と上から目線で構成員のやる気を引き出そうとする上司はどこにでもいるものです。この構成員が自分はできない人間だと自覚していて、かつこのチームに残りたいと考えている場合にはこの方法は成功するでしょうが、人材不足の現代では、このような方法ではどんどん人がやめていく可能性の方が高いでしょう。
そもそも、構成員は安易にやる気を見せることができません。やる気を見せると、周囲のその人に対する一定の信頼が生じます。ということは、その信頼に答える責任が生じ、その責任を果たすために一定の犠牲を我慢する必要があります。
難しいのは、この周囲の期待がコントロールできないこと。周囲の期待が大したことがなければ責任も小さいですが、勇気を出してやる気を見せた成果も小さいです。
逆に周囲が過大な期待をしてしまうと、責任や犠牲が想定外に大きくなる可能性もあります。
このような理由から、構成員の立場から自発的に積極性を出すのは難しく、組織を活性化させていくためには、ある程度、上からうまく積極性を引き出す努力をしていかなければならないでしょう。
ちょっとしたことでも褒める、積極的に前に出ることの良い点を力説する、責任や犠牲を小さくする工夫を教える・・などいくつかあると思います。
上司からすれば自分がくぐりぬけてきた道であっても、構成員からすれば未知で怖い領域である場合、そこに足を踏み入れるには相応の覚悟が必要になります。
自分はどのように覚悟をきめたのか、覚悟を決めたあとハッピーになったか、覚悟を決めた代償をどのように最小化したかなどを丁寧に伝えることが、若い後輩の積極性を引き出し、組織を活性化する鍵となるのでしょう。

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