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2016年7月12日 (火曜日)

秘密情報に表現の自由なし

公共の掲示板や居酒屋での会話などで、一般的な人であれば公開を望まない情報を臆面もなく表現し、それをとがめられると、「日本では憲法で表現の自由が保障されているんだよ」と開き直る人を時々みかけます。
いやいや・・、憲法の表現の自由は、国が法律で表現行為を規制することを最小限に抑えるという規定であって、私人間に直接適用されるものではありません。
例えば、会社の機密情報を会社の規則で社員が社外で公表するのを禁止するのは至極当然のことで、これを表現の自由だと開き直って好き勝手公表されると社会はとても成り立ちません。
とはいえ、人の表現行為を控えさせるためには、このような会社の規則のような明確なルールもしくははっきりした常識が必要ですが、「一般人をして公開が望まれない情報」だとわかっていても、こうした明確なルールが作られていない部分が多いのが、現代社会の1つの課題だと感じます。
しかし、ルールがないから公表おとがめなしではなく、事実上の不利益処分でバランスがとられている場面も多いようです。
例えば、サッカーの試合直前の公開練習を見れば、ほぼ次の試合のスタメンやフォーメーションがわかります。しかし、それを試合前にベラベラと公に話されてはチームとしてはたまったものではありません。そこで、こうした情報をSNS等で試合前に発信するような輩は以後練習見学禁止処分とされてバランスが図られます。
また、会社の機密情報保持態勢が甘いために社員が機密情報を社外で公開したような場合、仮に当該社員の民事・刑事責任を追及できないとしても、この社員は窓際へ、そして自主退職へとどんんどん追いやられていくでしょう。
他人の知らない情報を公開して優越感にひたりたいという人は非常に多いですが、秘密にすべき情報を公開する行為は何らかのかたちで手痛いしっぺ返しをくらうことになります。
まずは、個々人がこの事を強く認識するとともに、次に、各団体がしっかりとしたルール策定を進めていかなければいけない部分だと思います。

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