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2016年5月 3日 (火曜日)

罰則のない規制は絶対厳守

時々、罰則のない規制は守らなくてもよいという人がいますが、それはむしろ逆で、罰則のない規制を守らない人はいずれ大きな痛手を負うことになると思います。
例えば、処罰規定のない会社の社内規則。守らない人はどうなるでしょうか。もちろん規則違反で処罰されることはありません。
しかし、少し業績が悪い時に、社内規則違反との合わせ技で解雇を言い渡されるリスクは大きく高まるでしょう。
日本の裁判所は解雇に対しては厳格で、少し業務成績がわるいだけでは解雇は認められませんが、客観的に明白な規則不遵守が事実として認定されると、解雇は一気に認められやすくなります。
ここで、当該規制は罰則のない事実上存在しないものだ、などと主張してもまずまともにとりあってもらえません。
もう1つ例を挙げるとすれば、自転車運転。
最近は自転車運転に対する規制が少しずつ強まってきましたが、あらゆる地点で規制がなされているわけではなく、信号無視、飲酒運転、歩道での高速運転などやりたい放題の運転者はたくさんいます。
警察に注意されなければこれらの違反はしてもよいとたかをくくっていると、
信号無視や飲酒運転は、いずれ自分が被害者となる人損事故につながりますし、歩道での高速運転はいずれ他人を負傷させてしまう事故につながり、大きな賠償責任を負うことになります。
規制に罰則があるのは、大きな事故になる前に自分を食い止めてくれる大切なセーフティネット。
そのセーフティネットのない場面でこそ、行動は慎重に、きちんとルールを守ることが大きな事件・事故に至らないために大切です。

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