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2016年3月 2日 (水曜日)

会議では偉い人ほど発言時間を慎むべき

役員など偉い人ばかり長い時間発言している会議を見ると、この組織はあまり良い方向に向かっていないのだなと感じます。
役員なら役員会、部長クラスなら部長会など、自分が参加可能なもっと少人数の会議で発言の機会があるはずです。こうした少人数の会議でしっかり意見交換をしておくべきなのに、それができていないから時間がずれこんでいる、あるいはただ偉い方々が発言したいから発言しているのが現状だと推察されるわけです。
私の場合、自分が参加できる最も少人数の場で意見を交わし、大人数の会議では最小限の報告に発言をとどめます。こうして、部下、すなわちこの会議が「参加可能な最小人数の会議」である人にどんどん発言の機会を与えるのです。
経験の乏しい人の意見はあまり役に立たないかもしれません。しかし、時に自分が見落としていた観点を指摘する意見があったり、少なくとも普段日の目を浴びにくい人がどのような事を考えているか把握し、今後の対応の材料にすることが可能です。また、発言の機会のほとんどない会議への参加者は参加が消極的になり、トップの決めた判断に無条件に従うイエスマンになりがちですが、こうした機会を与えることで当事者意識を持った参加を促すことも可能になります。
というわけで、偉い人が報告を簡潔に済ませて部下の闊達な意見を引き出している会議は素晴らしいと感じる反面、偉い人同志でだらだらと議論している会議は、部下をあまり意識していない、「自分がこうしたい」を実現することばかり考えている会議なのだと推察されるのです。

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