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2014年8月27日 (水曜日)

大阪桐蔭の優勝とサッカー日本代表敗退に共通する「チームをまとめる危機感」

今年の高校野球は大阪桐蔭の優勝で終わりました。優勝の要因に挙げられているのが「危機感」
昨年の秋、大阪桐蔭は大阪大会の比較的早い段階で履正社にあたりボロボロに敗れました。
せめて履正社とあたるのが決勝であったら、近畿大会に出、春の選抜に出、そこそこ勝ち上がったかもしれません。
しかしながら、ここで負けて早々と春の選抜出場権を逃したことで危機感を共有した事が、今大会までの間に伸びた要因だと言われています。
この逆のパターンがサッカー日本代表。サッカー日本代表については、結果のでない苦しい時期を乗り越えないとチームとして成長できないと、事あるごとに書いていますが、残念ながらその苦しい時期がなかったため、チームとして危機感を共有する機会がなく、伸びきれませんでした。
「自分たちのサッカーをすれば勝てる」などと言えるのは危機感のない証拠。
ではなぜ危機感が必要なのか。
個人で目標に取り組む場合、いくらでも自分に厳しい課題を課して日々鍛錬することは可能です。
しかし、チームで動く場合、トップダウンで厳しい練習ばかり課すとチーム不和のもとになります。
ある程度各自のスタイルで、自分の役割部分を仕上げていくことが不可欠ですが、そうすると、どうしても甘さの出る人が現れ、そこがチームの弱点になります。
ここで、チームとして危機感を共有していると、個々のスタイルで仕上げていく過程においても、甘さが出ず、各自自分に厳しく準備するようになるため、チームとして一体感を持って成長していけるのです。
負けや挫折は決してマイナスではありません。それを糧により大きな目標達成に向けた危機感を得られたならばトータルとしては得しているかもしれません。
チームとして大きな目標を目指すうえでは、決して順調であるよりも、危機感を共有すること、その機会の方が大事な場面がしばしばあるといえるでしょう。

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