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2014年5月20日 (火曜日)

厳しい自販機ビジネス

私のマンションの向かいには、100円自販機がありました。
今朝は、ちょうどコーヒーを切らしていたため、財布から100円玉1枚だけ持って買いに出たところ、110円に値上がっていたため、急遽別の100円自販機まで行き、コーヒーを調達しました。
せっかくの100円自販機だったものを、消費税増税に伴い、110円に値上げしたのは「悪手」だろうと思います。
100円と110円とでは財布からお金を出す抵抗感が大きく違い、売上の大幅減につながるからです、だからこそ、マクドナルドやセブンイレブンは、増税で苦しい中でも、本体価格を値引きして100円商品の提供を続けています。
ただ、自販機ビジネスとこれらチェーン店の違いは、後者の客は100円商品だけ買う人は少なく、割高の商品も合わせて購入してくれるため、100円商品の顧客誘引力が期待できることです。
自販機ビジネスは一定のキャッシュフローが計算できる手堅いビジネスモデルだったはずですが、マクドナルドやコンビニチェーンが、100円で淹れたてコーヒーを提供して以降、間違いなく売上が激減しています。
また、100円で価格を据え置いても、他で利益を挽回できるという事情もないため、消費税増税に伴い、価格をあげるという考えは当然の考え方です。
しかし、100円商品と110円商品とでは購入者の抵抗感が全く違うため、結局売上本数が大きく減り、キャッシュフローも利益も減ってしまうと予想されます。
近くにコンビニやマクドナルドがある地域では最早自販機ビジネスにはあまり大きな期待ができず、自販機も多い地域では、「値上げ」よりも「自販機の撤収または移転」を第一選択肢として考えた方がよいかもしれません。
今後さらなる増税も予想される中、今ある自販機1つ1つが、ビジネスの継続・縮小・撤退の検討が必要な大変厳しい時期であるのだと感じます。

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