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2014年3月 3日 (月曜日)

フォワードが90分ピッチに立つことをどう評価するか

Jリーグが開幕し、欧州の主要リーグも佳境で、サッカーの話題が増える時期です
サッカーで注目が集まるのはもちろんフォワード。そして、フォワードの評価基準はもちろんゴール数です。
サッカーでは交代が3人しかできないため、交代枠が貴重ですが、この交代枠はフォワードに充てられることが多いです。
では、このように交代をさせられた選手の評価はどう考えるべきでしょうか、逆に交代せずに90分ピッチに立ち続けたフォワードはどう評価すべきでしょうか。
1つの考え方として、点をとれなかった、あるいは、監督の期待したパフォーマンスを示せなかったから交代させられたという視点があります。
この視点から考えると、交代させられたフォワードはよくなかった、交代せずに90分ピッチに立ち続けたフォワードはよかった、という評価につながりやすいでしょう。
しかし、フォワードを交代するのは、決してパフォーマンスがよくなかった場合だけでなく、仕事を果たしてパフォーマンスが落ちた場合もあり、かなりの割合でこの目的の交代があります。
単純に1試合を通じた総運動量は、中盤の選手の方が多いかもしれません。しかし、フォワードは、チャンスの際にひたすら全力ダッシュを繰り返します。
スポーツ部に入って練習に励んだ事のある人ならばわかることですが、全力のダッシュを繰り返していると、やがてタイムがどんどん悪くなります。
90分そこそこに走ってプレスをかけ続ける中盤の選手より、数本の全力ダッシュを繰り返すフォワードの方が、パフォーマンスが落ちやすいのです。
それに加え、優れたフォワードは守備も手を抜きません。
そう考えると、途中交代したフォワードは、期待された役割をまっとうして、十分な走りができない状態まで働いたため、交代に至ったという良い評価を与えるべき場合もあるでしょう。
ゴールというわかりやすい評価指標を示すことができれば良いのですが、サッカーのようになかなかゴールが得られないゲームの場合、目にとまりにくいところでサボらずひたすら走り、足を使い果たした、という事をしっかり評価すべきでしょう。
結果を出すことが簡単ではない仕事を評価する場合、仕事をする側は、少なくとも自分の役割を精一杯果たす、仕事を評価する側はそうした要素をしっかり確認して評価することが、やがて計算通りに難しい結果を出していくために大事なステップなのだろうと思います。

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