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2014年2月23日 (日曜日)

2回目の失敗を責めてはいけない

1度教えたことはしっかり覚えてほしい。仕事でもスポーツでも、指導者側に共通した思いでしょう。
何も知らない状態で、できなかたり、失敗することは仕方のないことで、そこでしっかり学び、2回目のチャンスではしっかりできるようになるというのが成長へのプロセスです。
しかし、教えられたことは何でも、2回目はそつなくこなすことができるでしょうか。
非常に簡単な事を教えて、その復習テストを、1週間後、1か月後、1年後に行い、皆100点満点とれるでしょうか。
記憶には限界がありますし、使わないスキルは身につきません。そのため、1度教えられても、少し間をおいて2回目トライした際、ごく簡単なことでも、うまくできないことは往々にあります。
ここで、「1度教えたんだからしっかりやれよ!」と叱責してしまうことは悪手です。
上司としてそう言いたい気落ちはわかりますが、怒ってしまうと、部下は怖がって、わからない事を質問しなくなります。
その結果、やり方を忘れてしまった2回目の事について、上司に相談していたら無難に処理できたことを、我流でやろうとし、失敗してしまう可能性が高くなります。
これは現代型のコミュニケーション不備の問題で、コミュニケーションの問題は、基本、双方ともに省みるべき点があるのですが、この場面においては、叱ることによって「コミュニケーションしにくい状況」を作った上司の方により大きな問題がるといえるでしょう。
というわけで、1度教えた事ができない部下には多少の問題があるものの、これを責め、コミュニケーションの場を削ってしまうと、チームとして大きな損を被ってしまいがちなのです。
同じ事を何度も失敗する部下は、査定や配置転換の際に評価すべきで、決して叱ってはいけないことが、コミュニケーションという点から理解できるかと思います。

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