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2013年12月 2日 (月曜日)

引き分けるための覚悟

J2からJ1に昇格する最後の1チームは、プレーオフで決められます。
3位から6位のチームがトーナメント方式で戦い、勝ち残った1チームが昇格できるのです。
対戦にあたっては、リーグ戦上位チームのホームで開催したうえ、90分を終えて同点の場合は、リーグ戦上位チームが勝ち抜くというシステム。これだけ見ると、上位チームにかなり有利で作られたシステムだと思われます。
しかし、昨年のプレーオフでは準決勝・決勝ともに、順位の低い方のチームが勝利をおさめて勝ち抜きました。
上位チームにとっては「引き分けでいい」が油断につながったり、引き分けを目標するわけにはいかない(あくまで目標は勝利)ことなどから、戦い方に混乱があったのかもしれません。
昨年リーグ戦3位でプレーオフに臨み、あっさり準決勝で敗れた京都は、今年も3位でプレーオフに臨みました。
京都の今年の戦術は守備的に進め守りぬくこと。
リーグ戦最終盤で守備の脆さを露呈した選手を代え、守備重視の布陣で臨み、絶対に点をやらない体制で試合に臨みました。
もちろん、守備的に試合を進めれば押し込まれる時間帯が長くなります。ずっと耐え、ラスト数分カウンターのビッグチャンスが訪れたとき、京都の選択は、速攻で1点を取りにいくのではなく、ひたすら時間をつぶし、相手に反撃の機会を与えないことでした。
チケットを買って試合を見た人には不満な内容だったでしょう、しかし、そこまで徹底しないと、守りきって引き分けることができない、昨年の教訓を生かした、徹底した引き分けねらいの作戦に、京都の選手は相当な覚悟でこのプレーオフに臨んでいると感じました。
来週もう1試合、引き分ければJ1に昇格できる試合があります。
周りに何と言われようと、格好悪くても、J1に昇格するために、最善の選択を取り続けるこのチームの5度目の昇格を見届けに、来週日曜日国立競技場に観戦に行こうと思います。

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