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2013年10月18日 (金曜日)

いいとこどりでは行き詰まる

サッカー日本代表について、またもや監督解任論が噴出していますが、監督解任を主張している人は一体ワールドカップ本番までどのようなビジョンを描いているのでしょうか。
ザッケローニ・ジャパンは、発足当初からはっきりと目覚しい成果を残してきました。
ワールドカップ出場も危なげなく決め、これまでの結果の面では申し分ありません。
夏には守備が綻び、強豪国相手に大敗を繰り返し、今は点がとれず格下に完敗。
昨年の今頃はフランスに勝利したことを考えると、チームが退化したのではないかと思われるのは仕方のないことでしょう。
サッカーは監督の戦術によって大きくチームが代わり、監督と共に戦術が変われば相手が対応できず、目先の数試合は簡単に勝てるかもしれません。
しかしこれは、リーグ残留争いの中でどうしても勝ち点がほしい時にする非常手段。
本番まで半年近くしかないこの時点になってから、監督を代えて付け焼刃の戦術で目先の数勝をとることに何の意味があるでしょうか。
ここでも何度か書いていますが、サッカー日本代表はどの世代も苦しい時期があり、そこを乗り越えて成長しています。
前回のようにその苦しい時期が大会直前とならなかっただけ良かったと思うべきです。
今、監督を代えて目先の戦術を変更しても本番では簡単に他国に対応されるでしょう。
今、現状の体制でこの苦しい時期を成長して乗り切れば、きっと本番ではいい結果が出るはず。
メンバーの入れ替えは多少すべきかもしれませんが、負けても構わない数試合の結果で、監督を変えるべきだ、現状の体制では限界だ、というのは早計に過ぎ、このようになんでもすぐに取り替えて目先の結果ばかり重視する中長期ビジョンのない考え方は、他の場面でもあまり採用すべきでない考え方ではないかと思います。

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