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2013年10月 5日 (土曜日)

15分の準備

受験生への指導で、帰宅して、入浴・食事する前にまず15分だけでも勉強しよう、という指導があります。
この15分で何を学べるか、要領の良い子であれば、うまく学習するのでしょうが、一般的な人にとっておそらく15分では大した勉強はできません。
この15分の勉強は、この時間で何かを学ぶのが目的ではなく、食事後に、勉強を一から始める場合と比較して、圧倒的に勉強に「入りやすく」する効果を見込んだものです。
車が、最初にエンジンをかける時に多くのエネルギーを要するのと同じように、人が何かをしようとする時も、最初にエンジンをかけるのに、エネルギーを要します。
そのため、せっかく行動を始めてもすぐにエネルギー切れしてしまう、というのではもったいなく、何かをするためには、予め15分だけでもしっかり準備しておき、「始める」ことにさくエネルギーを減らすことが賢いやり方です。
仕事においても、朝一番からバリバリ働ける社員は決して、能力や体質だけでそうしているのではなく、前日の退勤前か、朝の出勤を少し早めにするなどして、スムーズに仕事に入る工夫をしているからでしょう。
自分が負担を感じている時間帯は1つのボトルネック。
それを探し出し、工夫して解消することが全体の効率アップの鍵で、体の負担のないときに15分準備を進めることは、その1つの対処法であるといえるでしょう。

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