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2013年3月 5日 (火曜日)

全員の長所をつなぎあわせる

日本のプロ野球は、登板間隔をあけてでも、エース級の投手が長いイニングを投げることを好みます。
これは、エース級の投手と、ローテーションにギリギリ入る投手や中継ぎ投手への信頼とに大きな差があることが原因でしょう。
このような傾向からすると、今回のWBCも、エース級の投手で3回ずつつなぎ、残る3回はリリーフ陣、という投手起用がベースになるかと思いました。
しかし、実際は、昨日先発の前田を除き、1~2回の短いイニングで投手を使いまわしています。
このように、普段のプロ野球と異なる傾向が出ているのは、先発と中継に実力の差がそれほど大きくなく、球数制限や、ロングリリーフによるリスクを背負わない作戦だと思います。
いくら優秀な投手でも、日によって好不調がありますし、長く投げれば捕まるリスクも高まります。
それなら、50球以上投げさせて中4日の投球制限を受けるよりも、調子の良い投手で確実に1回ずつアウトを重ねていくのが合理的です。
少し実力差があると、どうしても優れた人ばかり使いがちですが、このようにして、うまく個々の長所を組み合わせて良い結論に導くというのは、難しいですが、チーム組織の大事なポイントだと思います。
エースに頼り切るチーム作りより、エース以外の人の長所をうまく活用し、エースに頼りきらない、負担をかけすぎないチーム作りは、人材が余っても、不足しても、今後もっと重宝される考え方になっていくのではないかと思います。

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