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2013年1月 3日 (木曜日)

個人の力を出させる戦略

大学駅伝がオーダー編成においてかつてない駆け引きを繰り広げているようです。
昨年の柏原のような、一人で10分近く他を圧倒する飛びぬけた選手がいない以上、いかに個々の選手の力を出させるかが勝敗のカギ。
選手の中には、一人旅が力を出せる人もいれば、集団で競る方がいい人、逃げる展開が得意な人、追いかける展開のほうがよいタイムが出る人などさまざまいます。
まずは、自分のチームのベストシナリオを考え、それに沿った基本オーダーを考え、次に、そのシナリオの問題点を、他校のオーダー予想とあわせて検証し、微修正を加え、最後に、実戦で生じたシナリオのズレをアジャストできる選手を後ろの方へ持ってくることで、おおまかな編成はできるでしょう。
この過程で、どうしても他校のオーダーを正確に読んで、自チームの立ち位置をはっきりさせたい都合から、情報戦が繰り広げられるのでしょう。
駅伝は単純な競技ですが、選手のパフォーマンスはちょっとした状況の変化で大きく変わってしまう、なかなか計算しにくいスポーツだといえます。
そこを、できる限り正確に読み切り、想定したシナリオに近いパフォーマンスを出せたチームが勝つのだと、テレビに映る競技の裏で非常に大変な別の戦いが繰り広げられていることに新鮮さを感じました。

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