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2012年11月 5日 (月曜日)

値引きは危険?

スーパーに夕方以降行くと、魚を筆頭に、値引き品が並んでいます。
消費者にはありがたい値引き、当然お店には痛手なのでしょうが、値引きが戦略として成り立つには、当然理由があります。
もちろん、廃棄するくらいなら安くしても売っていくらかでもキャッシュを回収したほうがお店には得です。
それよりも大切な前提条件として、客は値引き品だけを買わないというものがあります。
安い値引き品を誘引に利益率の高い他の商品を客が購入することを期待して、値引き商売は成立します。
例えば、お弁当屋が、一定時間以降値引きを始めてしまうと、消費者は「あの弁当屋は、時間が経つと値引きするから定価で買うのは損だ。安い時間帯の時だけ買えばよい」と考えてしまうでしょう。
多くの消費者はそれほど家計管理には困っておらず、できる限り買い物は便利に1つのお店で揃えてしまいたいと考えるので、値引きセールをして、値引き品とあわせて通常品を購入してもらうという戦略が成り立つのです。
しかし、景気低迷が長引くとこの前提は崩れます。
容赦なく値引き品だけを購入していくお客はこれからどんどん増えていくでしょう。
そうなると、単に賞味期限の近い商品を値引きするだけではモノは売れず、新たな戦略を考えていく必要が出てくるでしょう。
モノを安く売り、デフレスパイラルを進行させてモノを売り続けてきた流れにも、早晩限界が訪れ、今一度、商品価値を徹底的に作り込む商売方法を磨いていかなければならない時代が来ようとしているようです。

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