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2012年5月10日 (木曜日)

ドラフト制度の必要性

アメリカのスポーツが栄える原因についての勉強会に参加してきました。
その理由の1つに、ドラフト制度があります。
日本の野球界では、ドラフト制度について「独禁法違反だ」などとの意見もありますが、アメリカではドラフトをどの競技でも徹底しています。
それは、顧客目線に立ち、どちらが勝つかわからないスリリングな試合展開を、提供しようとする姿勢からです。
そう考えると、日本のプロ野球界は、戦力格差が広がり、試合前からおおよそどちらが勝つかわかってしまう試合が結構あるように思います。
日本のプロ野球界から、ドラフトを撤廃してしまうと、有望新人はこぞって特定のチームに集結し、ますます結果のはっきりした試合が増えるでしょう。
しかし、Jリーグでは、必ずしも有望新人が特定のチームに終結しているわけではありません。
チーム方針や、試合出場の可否など、チームによって大きく異なる要素で、チームを選択することが多く、ある程度、戦力は分散します。
選手の移動を自由化し、金銭による選手の独占が困難な仕組みを作れば、ドラフト制度によらなくとも、戦力分散は可能であるように思います。
自分の贔屓のチームが勝てばよい、ではスポーツ文化は根付きません。
常にどちらが勝つかわからないスリリングな試合を提供するために、戦力をどううまく分散させるか、日本はまだまだ十分な検討がなされていない状態であるように思います。

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