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2012年4月30日 (月曜日)

結城紬

茨城県の結城市にある結城紬の工場見学にいってきました。
結城市周辺では、紀元前から既に織物の文化がはじまっていたとのこと。
その後、政治の動向に流されながらも、一貫して、「最高の織物」を追及してきたことに驚きました。
大丸や伊勢丹・松坂屋といった老舗呉服店が、そろって値下げの陳情書を出すほどの高級品にこだわる姿勢は、日本の住み暮らした先輩方の中でも特に尊敬に値すべき精神です。
価格が高くなるのは、糸の精製から着物の仕立てまですべてにこだわっているから。
昔は、今のように、良い商品を開発すれば、インターネットで広く販売できる、という仕組みは全くありません。
圧倒的な権力を有するお上や、金銭的に余裕のない一般人が顧客層の中で、高額の高級品をつくりこむことを継続するのは、本当に難しいことだったはずです。
しかし、だからこそ、今の質の高い和服文化があります。
苦労したことは、いずれ必ず、報われるのですが、そのような、不断の努力で、技術を磨き続けた先人たちのおかげで今の日本があることを再認識できました。
とかく、楽に確実に儲けようという志向強まるこの時代、後世のためにも、もっと「最高」を徹底的に追求し続ける姿勢を持ち続けなければならないと思います。

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