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2012年2月 1日 (水曜日)

弁護士は「しゃべらされている」

弁護士はよくしゃべる仕事だと思われています。

交渉をするにも主張をするにも、相談を受けるにも黙っていては仕事になりませんので、その通りなのですが、私はいささか「無茶しゃべり」しすぎる弁護士が多すぎるように思います。

顧客は弁護士に「正解」を求めがちですが、弁護士がする法的主張または法的アドバイスに100%の正解があるケースは少ないです。

「行列のできる法律相談所」のケースのように、4人弁護士がいれば半々または、3対1に見解がわかれるケースの方が圧倒的に多いのですが、その数十パーセントの確率の見解をあたかも聞き手においては100%正解だと誤解するような言い方で伝えてしまう弁護士が非常に多いのです。

自信のない主張は聞き手に不安を与えますので、自分の見解は自信を持って伝えるべきなのですが、それが100%ではないことを伝えられなければ、ただその状況に流された、「言わされた」見解でしかないでしょう。

弁護士は他の弁護士が自分と異なる見解をさも自信ありげに述べても、その見解を自分自身で検証する力がありますが、一般人は違います。

弁護士相手の自身の無さを隠しても無意味で、一般人相手に自信の無さを隠しては後にトラブルのもとになりかねません。

明確な最高裁判例や文献の裏付けのない見解をさも自信ありげに述べるのは、状況に「言わされている」もので、弁護士も弁護士も十分に気をつけた方がよいと思います。

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