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2011年12月29日 (木曜日)

中身を伴う話

弁護士は、博識で雄弁だと言われます。

後者はおおむね同意ですが、前者については少し?です。

よくしゃべる弁護士でも、その内容は結構いい加減で、おもいつくがままに話していると感じることが時々あります。

それでも、多くの場面で、話さないよりは、たくさん話して損はないので、結果的にたくさん話すほうが有利になり、よい方向に落ち着きます。

私も最初は戸惑いましたが、弁護士の話も話半分に聞くべきだとわかってからは大分楽になり、自分が共感できない内容や、相手弁護士からの挑発、失礼な言動も、適当に受け流すことを覚えました。

しかし、これは実務を知る弁護士だからできることで、一般の依頼者は弁護士の言うことは100%受け取ってしまうでしょうし、裁判所は、思いつくがままに話された言葉でも、そこから弁護士の人柄を推察するでしょう。

その点で、本当にすぐれた弁護士と、ただ話好きな弁護士とは、要所で慎重・丁寧・正確な内容の話をしているかで見分けることができます。

しっかり話をしながらも、大事なところでは、言うべきでないことを即時に認識し、言葉に出さない、これが本当にすぐれた弁護士たるための大切な資質であり、私ももっと鍛えなければならないところだと感じます。

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