アルバイトにさせる仕事の限界
最近、飲食店が路上で勧誘しているのがウザイと何度か書きましたが、よくよく見ていると、これにも難しい事情があるのだと気づきます。
多くの場合、こうした勧誘は、余った人手を回し、アルバイトがするのでしょうが、ホールスタッフとして入ったのに、外でビラ配りをさせられるのでは、アルバイトもたまらないでしょう。
そのため、店の札を持っているだけで特に声を出すわけでもない人や、ひどい人になれば、店の札すら見せず、携帯でメールをしている人さえいます。
お金をもらいながらこうした態度はどうかとは思いますが、これについては店の人の使い方がそもそも無理があると言わざるをえません。
そもそも路上勧誘は、黙認されているだけで法律違反ですし、アルバイトなのですから、必要なかったら使わない、使うのならきちんと契約通りの使い方をする、こうした規範順守意識をきちんと持つべきです。
さもなくば、上記のようなやる気の乏しいアルバイトのだらけた態度により、かえってお店のイメージは落ちてしまうでしょう。
日本経済を支えているのは優秀で万能なアルバイトですが、だからといって、なんでもかんでもおしつけてよいわけではありません。
ここに、アルバイトに雑務全般を任せる薄利多売商売の限界が早くも現れているようです。
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びにきます。
ありがとうございます!!
投稿: 履歴書の書き方 | 2011年10月 1日 (土曜日) 15時22分