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2011年6月17日 (金曜日)

見知らぬ人に襲われた際の対応

刑事事件をある程度こなしたり、裁判例を読んでいると、こうすれば被害が少なくてすんだとか、これがうまい対応だったから未遂で済んだとかいろいろ見えてきます。

知った人との間で犯罪に巻き込まれた場合、その人の心理を考えて対応を考えることができますが、不意に見知らぬ人に襲われた場合、パニックに陥り、冷静に考えることができなくなりますので、私なりによいと思う対応を紹介したいと思います。

まず、相手よりも自分が体力的に上の場合、逃げたり、反撃したりせず、相手の攻撃を避けることに気を払いながら、コミュニケーションを試みるのがよいと思います。

うまくいけば、よい妥協案がみつかったり、相手が戦意を喪失したりします。

そうでなくとも、どこかで相手に隙ができますので、そのタイミングで武器や腕か足をおさえてしまえば、無傷で相手を退散させることができるでしょう。

逆に、相手よりも自分が体力的に劣る場合、たとえば、帰宅途上の女性が暴漢に襲われたような場合、

まずお金を要求された場合、素直に現金を渡したほうがよいです。

どのみち、強引にお金はとられてしまいますので、それならば、体の被害や、携帯電話やクレジットカードなど、盗られると厄介なものまで盗まれる二次被害を避けるため、おとなしく現金を渡したほうがよいでしょう。

しかし、体や生命を要求された場合は徹底的に抵抗すべきです。

いかに非力な女性が剛腕の男性に襲われても、必死で抵抗すれば姦淫の被害は避けられます。

また、単純なわいせつ行為であっても、全く抵抗しないと、加害者は調子に乗って、姦淫の意思を生じてしまいます。

裁判になったケースでは、お金を要求したが断られたので、殺害してお金を奪ったというケースは多数ありますが、体を要求したが断られたので、殺害したというケースは密室や山中といった特殊なシチュエーションを除けばなかなかありません。

見知らぬ人に襲われないよう、普段から十分注意すべきですが、万一襲われた場合、何を要求されたら、どう対応するのか、一度整理しておくことは悪くないと思います。

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