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2011年6月 6日 (月曜日)

財産管理のできない人の考え方

収入以上の支出をしてはいけません。

破産等債務整理事件において、よくみかける言葉ですが、実際に破産する人はそれができない人たちです。

一方で、破産の理由を見ていると、ギャンブルや浪費が原因というのは少なく、多くの場合、収入以上の支出により、借入を余儀なくされた、というものです。

すなわち、破産することが信義に反するような事例はあまりなく、多くの場合、収支管理ができないから破産に至るといえます。

この、収支管理ができないという状態が私はなかなか理解できませんでしたが、多くの事件をふまえ、ようやくおぼろげながら理解できてきました。

破産に至る収支管理ができないは、支出を節約する、という考え方ができず、

必要だからこの支出をする

複数の店をまわって、一番安い店で買うという面倒臭いことは思いつきもしない

必要な支出を重ねた結果赤字になるのは不可抗力

このような考え方をする結果、引っ越しや友人の結婚式などまとまった支出が必要な際に特に躊躇することなく借金をし、そのままずるずるいってしまうのです。

今月はこの予算の範囲内でやらなければならない、と思えば、支出を削減し、うまくやりくりできるはずですが、「この予算の範囲でやらなければならない」という感覚がなく、「この予算で足りなければしゃーない」という感覚が一番の問題なのです。

学生時代に、もっと親がしっかり子どもに収支管理を教え、小遣いの範囲内でやりくりすることを教えなければならないと思います。

そうせずに、金銭感覚を身に着けずに独立した子どもは、安易に借金や夜のバイトに手を出し、破滅への道を歩んでいくことになります。

また、大人同士で金銭のやりとりをする際も、「最終的に返してもらえばよい」ではなく、きちんと借り手に具体的な返済計画を示すよう要求していくべきです。

他人に無関心な社会ですが、金銭管理は生きていくうえで、避けて通れない問題ですので、しっかり社会の中で相互監視していくことが大切だと思います。

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