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2011年5月26日 (木曜日)

医業と士業

医師と弁護士はもちろん、やることは全く違いますが、大きな傾向が似ていると思います。

・大抵の仕事は、流れに任せていれば自然に解決する。

医師には治せない仕事もありますし、治せる仕事の大半は自然治癒しうるものです。

弁護士には勝てない事件もありますし、勝てる案件の大半は、本人訴訟でも勝ちうるものでしょう。

・その中でなすべき仕事は、確率論としてのリスクをできるかぎり取り除き、早期に問題を払拭することです。

ここに、腕の差が顕著に現れるでしょう。そして、

・本人の明示または黙示の意思に反した仕事をした場合、結果を出してもその仕事は評価されない。

医師や弁護士から結論への道筋が見えていても、それをお客と共有できなければ、トラブルのもとになり、ましてや、それで結果を逃せば、最悪です。

こう考えると、医業も士業も、やっていることは些細で、引き受けるリスクの大きさが際立っているようにも感じます。

ともあれ、これらはいずれも至極基本的なこと。

時々、傲慢な意思は弁護士を見かけますが、いくつになっても基本的なことを大切にした腰の低い弁護士である続けたいと思います。

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