共通マニュアル
自分一人で仕事をする分には、仕事のマニュアルは不要です。
自分で考え、出した答えが仕事上の答えだからです。
これが、2人、3人で仕事をする場合、その中で最上位の人のやり方が答えになります。
そして、10人をこえてくると、誰の判断が最優先か混乱してきますし、組織団体として統一した、安定したやり方を見出す必要がでてきます。
そうなると、仕事のやり方の共通マニュアルを作ることが有効になってきます。
ある程度頭の良い人は、いろいろな形式の文章を読み慣れていますし、言葉足らずの人の言葉の行間を読んで相手の言いたいことを理解することもできますので、表現の形式はあまり大きな問題とはなりません。
しかし、そのような人ばかりではありませんので、受け手視点で、安定した情報提供が必要になります。
このマニュアル、最初は非常にうざったいですが、よほど神経質なマニュアルでない限り、ある程度仕事をこなせば慣れるもので、むしろ相手のことを考えると積極的に取り入れるべきとも思います。
本来、自分らしいやり方で表現するのが一番自分を理解してもらえますが、団体の中では、団体を正確に理解してもらう利益が上回ります。
あまりマニュアルというのは好きではありませんが、その必要性・許容性を、最近、実感しています。
| 固定リンク
コメント