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2011年5月 1日 (日曜日)

ビッグクラブのベテラン雇用

日本のスポーツ界を見ていると、資金力のあるビッグクラブは、力の衰えたベテラン選手に高額年棒を支払い、引退まで面倒をみているケースがしばしばみられますが、これは素人目で見ても下手な経営だと言わざるをえません。

欧州のサッカー市場では、いかに若くて優れた選手を獲得するかに腐心し、力が衰えると、他のクラブに放出しますので、対称的だと思います。

では、なぜベテラン選手に高額年棒を支払うのか。

1つはグッズ販売などで、試合以外の部分で安定した収入が期待できることがあるでしょう。

続いて、豊富な経験を若手選手に伝え、成長を促進する点もあるでしょう。

ただ、時々、力の衰えたベテラン選手と、一定の試合出場を保証するような契約をしているチームもあるようですが、ここまでしてしまうと、経営に重い負担がのしかかってくるでしょう。

優れたスポーツ選手には、満足のいく選手生活の最後を迎えてほしいと思いますが、厳しい言い方をすれば、それはあくまで適正な年棒と適正な試合出場の中で周囲が工夫していくことだと思います。

若手の間、一生懸命働いて、年をとったら少しのんびり金を稼ぐ、日本風の考え方は、年の経過とともに、どんどん変容していくと思います。

若手でも、ベテランでも、きちんと働きに見合う環境と待遇が今後ますます要求されていくでしょうし、働く側もそれを意識して、長期的な視点で自分の技を磨いていく必要があると思います。

少しベテラン優遇、若手軽視の傾向の強い日本スポーツ界は、どこかで大きな転換期が訪れる必要があると思いますし、早晩、訪れるのではないかと思います。

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