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2011年4月14日 (木曜日)

1,4,7,10の書面

何度か記事にしていますが、私はだらだら長い文章が大嫌いです。

弁護士は、どうしても長い「論文」を書きたがりますが、私は、ポイントを簡潔かつ的確にアピールし、伝えたい本質を伝えることができる文章を最善と考えます。

裁判では、おおむね、思うように書面を書き、思うようにコミュニケーションがとれていますが、一般人向け文章では、時に、一般人に思わぬ質問を受けることがあります。

私の文章は1から10まで伝えたい場合、1,4,7,10と、要点をかいつまんで集中的に説明します。

言いかえれば、1が起、4が承、7が転、10が結です。

長い文章より、このような要点をしぼった文章の方が読みやすいという意見は変わりません。

が、このような文章は、行間を読める人に有効な文章で、行間を読むことに長けていない人にはわかりにくい文章でもあるようです。

そう考えると、伝えるべきことを伝えるために必要な情報は全て文章に盛り込み、10の中から読み手に必要な4を抽出してもらうというやり方も必要です。

しかし、読解力の乏しい人には、このような文章は苦痛にすぎず、伝えたいことはやはり伝わりません。

文章というのは、野球の投手でいう球種のようなものだと考えます。

ピッチャーが、打者の苦手なコースや球種を投げ分けるように、弁護士は、読み手の読みやすい文体を常に心がけないといけないと思います。

基本は、1,4,7,10の書面

場合に、よって、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の書面

場合によって、1,10の書面

読み手に応じた書面を心がけていきたいと思います。

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