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2011年4月25日 (月曜日)

正直者を守るには

震災支援策として、公務員の報酬減額や、国民の増税が提案されています。

本当に資金が不足し、この財源がすべて震災支援に回されるのであれば、反対する理由は特にありません。

が、配慮すべきは公平性です。

昨日も書きましたが、正直者が馬鹿をみる社会は絶対にあってはならず、最終的には法律で正直者が保護されるべきです。

ここでいう正直者とは、率先して寄付金を提供した方々を指します。

被災者を不憫に思い、自分にできる限りの寄付をした後、その後の事情変更により、給料が減ったり、税金が増えたりするのでは、その方まで二次的な被害者となりかねません。

現状、寄付金控除が認められる要件は厳しくなっています。

震災支援のために、増税や減収をするのであれば、震災支援のための寄付金控除を拡大しなければ公平とはいえません。

より小さいところでいえば、町角募金に精力的に募金した結果、生活が厳しくなっても、誰もその人は支援してくれません。

増税すれば、お金はすぐに集まります。

が、そのためには、お金の集め方の公平性をきちんと検証しなければ、国民の不満がたまり、別の混乱につながりうるのではないかと危惧します。

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