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2011年4月 8日 (金曜日)

未解決の争点

法律にはもちろん、判例や文献にも記載されていない、「答え」のない未解決の争点にしばしば出あいます。

ひょっとしたらどこかに書いてあるかもしれないと、一生懸命文献やネットをあたった挙句、答えがみつからないと、少しがっかりします。

これが、どちらに転んでも大きな差のない部分であれば、まあまあと、当事者をなだめて、中間的な内容で和解に持ち込むことも考えられるのですが、どちらに転ぶかで大きな差異があるところでは、そうはいかず、徹底的に依頼者に有利な要素を集めることになります。

もう1つ大きな要素は、同じ点について検討される広がりの大きさです。

過払訴訟の未解決争点などは、全国で何千件と検討されているはずで、早期に最高裁判例が出てくれれば、現場は大変助かります。

私はこうした場面にであった際、徹底的に戦うリスクを説明して、早期解決を目指しますが、それができなければ、最高裁に結論を出してもらうつもりで、徹底的に争ってきました。

答えがない、自分が答えを作るわけにはいまない、しかし、誰かが答えを出さなければ社会として無駄が増える、という悩ましいケースは少しでも減らしていかなければなりません。

こうした争点について、先延ばしせず、社会として答えをどんどん出していくべきですし、個人レベルでも自分なりの検討結果と対応はしっかり考え持っていなければならないと思います。

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