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2011年1月28日 (金曜日)

通常事件をマスターすれば

知財・交通・建築・労働・行政・・・
裁判所に専門部のある分野はいろいろあります。
そのそれぞれに、通常訴訟とは異なる特殊な手続があり、これらの分野に携わろうとするのであれば、その特殊分野をむしろ熟知して積極的に活用するくらいの理解が求められます。
ただ、手続のルールとしては、通常訴訟の手続がしっかり理解できていれば、どれもそれに若干のプラスアルファがあるだけで、
この分野では、こういう問題があるから、このような手続になる、というのを理解するのはそれほど難しいことではありません。
日ごろから、通常訴訟をいかに簡潔にわかりやすくスムーズに進められるかを意識して活動していれば、急に専門事件を受任したとしても、手続にはついていけるでしょう。
簡単な事件では、なあなあになりがちなところを引き締め、簡単な事件でも一番裁判官にわかりやすい説明、一番早い進行を意識して最良の一手を模索していくことが大切です。
事務所によっては、専門的な事件しか扱っていないところもあるようですが、私は、弁護士になって6年間、多くの一般事件を担当することができました。
専門分野の訴訟手続の対応は決して多くありませんが、内容面でついていければ、十分対応できるだろうという自信につながっています。
若手弁護士はどうしても花形の専門事件を担当したがりますが、まずは、一般的な事件をきちっとこなせることが大切です。
これまでの環境に感謝するとともに、今後後輩を指導する機会があれば、一般事件からしっかりこなす力を身につけるよう、指導していきたいと思います。

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