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2010年12月14日 (火曜日)

証拠を読みこむ

先手先手で仕事を進めてきた甲斐あり、今年は年末どたばたすることなく、仕事納めをむかえられそうです。
本日は打ち合わせが1件だけでしたので、ゆっくり記録を読み込むことができました。
刑事の自白事件や、大きな争いのない民事事件では、記録のチェックはどうしても定型的になり、主張・立証すべきポイントを落とさないことが第一目標になります。
これに対し、争いのある事件や財産の範囲を争う事件では、提出された主張や証拠を手がかりに、どこまでこれを読み込んでそこに隠れているお宝情報を発見できるかが大切になります。
そのため、こうした事件ではどうしても、記録を読み込むまとまった時間をとる必要があります。
多くの弁護士は、予定の少ない平日か、土曜日にまとめてこの仕事をすることが多いようです。
証拠を読み込んででてきた情報は、早い段階で相手方にぶつけて、早期のギブアップを促すこともありますし、こっそり隠し持ち、尋問で相手にぶつけることもあります。
いずれにせよ、証拠をよみこんで、そこから事件特有のポイントを引きずり出す作業は大事で、これは定型的な記録の読み方ではなかなかできず、事件内容を意識しながら、じっくり記録を読むことが大事です。
同時に、忙しいと、どうしてもおろそかになりがちな点でもあります。
事務的な仕事は、あいた時間で手際よくこなし、じっくり大きな問題にとりくむまとまった時間を確保する。
この作業を、来年以降もしっかり意識して、時間を有効活用していきたいと思います。

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