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2010年11月23日 (火曜日)

闇金対策はどうあるべきか

貸金の総量規制の影響あってか、闇金に接触する方が増えているという歓迎されざる報道がありました。
闇金からお金を借りてはいけないことはわかっている。
しかし、お金がなければ「今」がのりこえられない人もいます。
消費者保護のための貸金業法の改正が、かえって消費者を苦しめる方向に働いているまずい側面が現れています。
まず、闇金には絶対手を出してはいけません。
総量規制にひっかかる人は、破産すべき黄信号が点灯している状態で、闇金でお金を借りて、まともに返せるとは到底思えません。
本当にそのお金は必要なのか(他でやりくりできないのか)
闇金から借りて返す見込みはあるのか(返す見込みなくお金を借りるのは一種の詐欺です)
しっかり検討する必要があるでしょうし、周りもこの判断を助けてあげるべきです。
問題なのは、諸般の事情で破産できない方です。
私からすれば「破産できない」なんて事情はほとんどないと思うのですが、破産という選択肢と登録業者からの借り入れという選択肢を奪われた消費者は闇金からの借り入れか犯罪に向うしかなくなっています。
この事態を解決する効果的な方法はすぐにはみつからないでしょうが、「困ったら法テラスへ行く」という発想をもう少し世間に根付かせることができれば、深刻な事態に陥る前に適切な方向に誘導することができるでしょう。
弁護士会では、過払案件でなくても、こういった案件を積極的に受任するよう弁護士に呼びかけています。
やろうとする方向性は決してぶれていない。
この継続で、なんとか闇金問題を徹底して解決していくべきだと思います。

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