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2010年11月18日 (木曜日)

自転車は気をつけて扱おう

最近、自転車対歩行者の交通事故がよく問題視されます。
四輪自動車対二輪車
四輪自動車対歩行者
はかなりの数の裁判例が蓄積され、これを引用して、比較的容易に予想される判決を想定することができますが、自転車対歩行者の先例は少なく、それでいて、最近事案が多いことから大慌てで情報交換をしているというのが現状でしょう。
四輪自動車の事故は保険会社がからむため、とりっぱぐれがありませんが、自転車の事故は保険がきかず、金額もあまり大きくならないことから、少なくとも裁判してまで取り立てるケースは少なかったのですが、社会全体の構造的不況や弁護士業界の流れから、事案が増えてきたのかと推測できます。
さて、自転車対歩行者の衝突ですが、原則は自転車側の責任です。
歩行者は(よほど変なところでない限り)道を歩くことが当然であり、逆に自転車は歩行者に気をつけて運転する義務があるうえ、歩行者の回避も簡単だからです。
歩行者が急に飛び出したとか、予測できない方向に動いたなど特殊な事情がない限り、歩行者側の責任はゼロないしはゼロに近い数字となることは、おおむね意見の一致をみているところでしょう。
この件から、自転車運転者はしっかり前を見、歩行者や飛び出しとぶつからないよう十分に気をつけて運転しなければならないことを、社会全体がもう少し理解する必要があると思います。
放置自転車の件など、エコな乗物の問題点がクローズアップされる今日この頃ですが、それは自転車を使うユーザーの使い方次第です。
自動車のように免許でしばりをかけることまではせきませんが、自転車をうまく活用できる社会にするには、もう少し自転車利用のマナーの自覚を促す取り組みが必要ではないかと思いました。

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